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七夕棚機祭(しちせき の たなばたまつり)

七月七日は美術工芸を司る天機織姫神(あめたなばたひめ)※1のお祭りの日※2です。

遥か昔から、この日に手芸※3や書道※4の上達が祈られました。

奈良時代※5になり、牽牛織女(けんぎゅうしょくじょ)の願いが叶う星空の物語※6が伝来し、時を経て梶の葉※7や五色の短冊※8に想いや願いを綴り、笹竹に奉るようになりました。

また、この日にそうめんを食べると疫病除けになると伝えられています※9

※1 古語拾遺 ※2 延喜式 ※3 江家次第 ※4 年中故事要言 ※5 万葉集 ※6 荊楚歳時記 ※7 後水尾院当時年中行事 ※8 守貞漫稿 ※9 年中行事秘抄


願いの短冊を飾ろう!
令和5年 7月2日()~8日()

尾道・むかいしま嚴島神社の七夕の笹竹は、一般公開されていない日本遺産村上水軍岡島城跡の竹林から、特別な許可を得て7月2日の朝に採取して境内に立て、7月9日の朝にお焚き上げをします。

期間中は拝殿前に短冊と筆記具をご用意していますので、各々短冊に願いを書いて笹竹に飾り付けてください。
社務所に送付またはお持ちいただければ神社でお付けします。

南参道の七夕飾り(令和2年)

笹竹採りと 村上水軍 岡島城跡 歴史探訪
令和5年 7月2日()朝9時半〜

7月2日(日)は、朝9時半に嚴島神社の境内を出発して、
小歌島にある岡島神社にお詣りしてから七夕用の笹竹を採ります。

岡島(小歌島)の灯台

笹竹を採った後、尾道駅前から見える小歌島灯台を直近に見学し、村上水軍の岡島城跡に入って尾道水道を見渡してから神社に戻って笹竹を飾ります。

岡島城跡に立つと、因島より南を本拠としていた村上水軍がなぜ一番遠い小歌島の北端に城を設けたのかがよくわかります。

岡島城址は一般公開されていないので、神社の行事のための竹取りの時以外は勝手に入ることができません。当日は出発時間に遅れないよう嚴島神社の境内にお集まりください。七夕用の笹竹の飾り付けは正午前には完了する予定です。

※今回は朝9時過ぎに満潮となるため、尾道駅の対岸の砂浜に降りての岩礁ピット(村上水軍の船をつなぎとめた柱穴跡)見学は行えません

※岡島神社や岡島城跡は一般公開されていない私有地です。普段は入ることができませんのでご注意ください

参加ご希望の方は、準備の都合上、6月30日(金)までにお問い合わせフォームからご連絡ください。社務所より、確認のご連絡をいたします。7月1日(土)までに連絡がなかった場合、社務所直通 050-3304-9949までお問い合わせください。

神社にお詣り下さっている方や神社の行事に参加されている方が対象です。
参加希望者が多い場合は締め切りを早める等調整させていただく場合がございます。



岡島(じま)城ビーチからの眺め

岡島(小歌島)城ビーチからの眺め3

岡島(小歌島)城ビーチからの眺め4

岡島(小歌島)城ビーチからの眺め2