行事のご案内 > 令和6年(2024年)菖蒲の節供端午の節句

菖蒲の節供端午の節句

菖蒲の節供端午の節句

五月五日は、平安時代(1)より薬日(2)と呼ばれ、一四○○年以上もの昔(3)から薬狩り(菖蒲などの薬草等を摘む行事)が行われてきました。
また、鎌倉時代になると、疫病除け(4)の菖蒲の湯(5)にも入るようになりました。

(1) 貫之集 「ほととぎす 鳴けども知らぬ あやめ草 こぞ薬日の しるしなりけり」
(2) 倭訓栞 「くすりび 五月五日をいふといへり」
(3) 日本書紀 「推古天皇十九年夏五月五日 菟田の野に於いて薬猟り」
(4) 荊楚歳時記 「四民並蹋百草之戯 採艾以為人 懸門戸上 以禳毒気」
(5) 岡屋関白記 「建長二年五月五日 小雨 不出行 浴菖蒲湯」



令和6年5月5日(日・祝)
朝10時~夕方4時


鯉のぼりと鯉くぐり
氏子さんたちのご家庭で掲げられなくなった鯉のぼりを御奉納いただき、神社の境内に掲げるとともに、険しい水門を登って龍になると言われている鯉の効験に与る「鯉くぐり」を執り行います。

紙兜づくりと毬子あそび
平安時代に制定された「延喜式」には、五月五日節で毬子を用意して球技に興じた事が記されております。今年はそれに因んで、一緒に作った紙兜を被って、 玉投げの技を競います。